指導者紹介
常任指揮者
久住純信 (KUSUMI Suminobu)
桐朋学園音楽大学音楽部で、オーボエを鈴木清三氏に、フルートを林リリ子氏に師事。
ある時、埼玉交響楽団と川口市民オーケストラの指揮者を無理強いしたところ、独学でこれをこなし、ついには1979年から2つのオーケストラの常任指揮者となってしまったそうな…。
また、熊谷市内でフルートの教室を開き、後進の育成にあたる
一方、室内楽アンサンブル「熊谷ゾリステン」のフルート奏者などとしても活躍中。
オケの中の久住氏は、ポイントを押さえた的確な指導で、しかし、ときには団員と一緒に曲に悩みつつ(?)も、いつの間にか
団員を音楽の世界に引きずり込んでしまいます。
音楽を離れた久住氏は、多趣味で、好奇心旺盛。興味の対象は幅広く、また深いものがあります。子どものような純粋な心と
したたかな精神力の両方を兼ね備えた人物でしょう。
トレーナー
千葉 理 (CHIBA Makoto)
桐朋学園大学にてクラリネット、室内楽を北爪利世氏に師事。
1979年よりドイツ国立フライブルク音楽大学大学院課程にて、
ディーター・クレッカー教授に師事。
バーデン・ビュルテンブルク州の奨学生となる。
1982年、同大学院を卒業。
1982年11月、帰国と同時に(財)群馬交響楽団に入団。
オーケストラ活動の傍ら、ソロ、室内楽でも活躍。
NHK-FM、FM東京、TBSにも度々出演している。
1983年より毎年、草津国際音楽祭&アカデミーにアシスタント・プレーヤーとして出演し、数多くの内外のトップアーティストと
共演、レコーディングにも参加。
サイトウ・キネン・オーケストラに参加。20世紀のレパートリーも多く、特に現代音楽のために結成された「プレイアード」では、緻密なアンサンブルと独創的なアプローチが高く評価されており、ハイビジョン放送や、CFにも出演している。CD「プレイアードー閃めく音宇宙」は各方面で話題となった。
1994年9月より1年間ロータリー財団国際親善奨学生としてウィーン国立芸術音楽大学に留学、ペーター・シュミードル教授に師事。この間、スロヴェニア国営テレビ、ブルガリア、ソフィア等で演奏。
1997年の文化庁主催芸術祭大賞(プレイアード五重奏団)を受賞。